100年以上前のフランスのチョコスイーツを現代風にアレンジ♪「スフレ・オ・ショコラ」【恵比寿】

スフレ・オ・ショコラ

100年以上前のレシピを現代風にアレンジ

19世紀にフランスで活躍した著名な料理研究家に、ユルバン・デュボワという方がいらっしゃいます。その方の著書に「LA PATISSERIE D’AUJOUR D’HUI」(ラ パティスリー ドゥ オージョデュイ)という有名なレシピ本があります。初版は1894年。いまから100年以上前に出版された本です。

その中で紹介されいるレシピを現代風にアレンジして完成したのが、パティスリーレザネフォールの「スフレ・オ・ショコラ」。フランス産カカオ70%のショコラと絹のようなメレンゲとあわせ、オーブンで焼き上げたスフレです。

しっとりと焼き上げられていて、見た目はちょっと重たそうに見えるのですが、口どけはとても繊細で軽やか。濃厚なショコラの味わいが口の中に、すうっと広がっていきます。カカオ70%の程よい酸味が上品で、大人好みのスフレと言えるでしょう。

生クリームをトッピングするとさらにおいしくなりますが、甘さ控えめが好みという男性には、ヨーグルトを少しのせて食べてもらうのもオススメですよ。

スフレ・オ・ショコラ、ヨーグルトといっしょに

「温故知新」「レトロモダン」がテーマ

店名の「レザネフォール」とは、フランスの1920年代の時代を指す言葉。19世紀末から第一次世界大戦前、パリは華やかな「ベル・エポック(=良き時代)」を向かえていました。その後、1920年代に入ると「レ・ザネ・フォール(=狂乱の時代)」と呼ばれる、自由と活気に満ち、クラシックスタイルからモダンスタイルへ移行していく時代になります。

そんな時代の名前を冠した「レザネフォール」では、オーナーでパティシエの菊地賢一氏が「温故知新」「レトロモダン」をテーマに、さまざまなフランス菓子を作られています。「スフレ・オ・ショコラ」も、そんな思いの中から生まれたスイーツのひとつなのです。

スフレ・オ・ショコラのパッケージ

バレンタインに贈れば、うんちく好きの男性ならきっと喜んでくれると思いますし、通年商品なので、ちょっとしたお祝いや女子会などの手土産にもぴったり。「100年以上前のレシピをアレンジ」といった話もいっしょにしながら、おいしくてたのしい時間を過ごしてくださいね。

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