
新緑がまぶしいこの時期、そろそろ夏に向けてのカウントダウンが始まってきましたね。だんだんと暑くなり、さっぱりと涼しげなものを食べたくなってくる季節です。
今回はそんな時にもってこいの和菓子、清光堂の「じゅわっと甘夏大福」をご紹介します。
愛媛の果実をたっぷり包んだ福をはこぶ和菓子
清光堂は、創業以来67年と続く長い歴史のなかで、契約農家から直接仕入れた地元愛媛県の素材を活かしながら、ひとつひとつ大切に心を込めてお菓子作りをし続けています。伝統と斬新さを両方あわせもつお菓子の数々は、見て楽しく、食べると思わず笑顔がこぼれてしまうほどのほっこり幸せになる美味しさです。
その中でも清光堂の和菓子ブランド「一福百果」は、愛媛県産の新鮮な季節の果実と和菓子が組み合わさってできた大福”福をはこぶ贈り物”です。
この「一福百果」から生まれたフルーツ大福「じゅわっと甘夏大福」は、通常の大福餅よりも柔らかく、解凍後でも出来立てのようなもちもちの食感を出すため、もち米、砂糖、求肥蜜をバランス良く配合し、時間をかけて練り上げられた生地になっています。
中身の白餡は、北海道から仕入れた白手亡を使い、甘みと量を調整し、果実との相性にこだわって作られています。この餡と愛媛県産の甘夏のシロップ漬けを柔らかい生地で丁寧に包んでいきます。
ひとつひとつ手作業で作られた「じゅわっと甘夏大福」は、とても繊細で優しい、福がこぼれてくるような素敵な和菓子です。
口いっぱいに広がる爽やかな初夏の味
この果実大福に使われている甘夏は、一般的に夏みかんの中から発生してできた変異種で、”甘味系夏みかん”とも呼ばれています。酸が早く抜けるのが特徴のため、酸味と合わせて甘みがあり、全体的にさっぱりと清々しい味です。粒がひとつひとつプチプチとした食感で、果汁もたっぷりと含んでいます。
その甘夏を一口サイズにカットしシロップ漬けにしたものを、優しい甘さの白餡と一緒に滑らかな餅で包んだこの大福は、二通りの食べ方で楽しむことができます。
■冷蔵庫で一時間程度の解凍
半解凍でシャーベット状になり、しゃりしゃりとした果実の食感で、口の中がほどよくひんやりとして、とても涼しげな味わいです。
■冷蔵庫で一時間半以上の解凍
完全解凍したものは、その名の通りじゅわっと果汁がこぼれ、フレッシュな甘夏を堪能することができます。
滑らかでやわらかな生地が果実の存在感を引き立て、甘さ控えめの白餡が甘夏のすっきりとした甘さと調和して、爽やかな味が口いっぱいに広がります。みずみずしい甘夏を包んだこの果実大福は、初夏を味わえるとっておきの和菓子です。
「じゅわっと甘夏大福」は、暑くなってくるこの時期に爽やかで涼しげな恵みを届けてくれる福いっぱいのフルーツ大福。初夏を感じるお薦めの和菓子です。






















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