小さいころから母がつくる手作りのアップルパイが大好物で、誕生日やクリスマスなど、毎回作ってもらっていました。じっくり煮込んだとろけるほど柔らかいりんごと、たっぷりのシナモン、そしてりんごの甘酸っぱさがたまりません。我が家のアップルパイは甘さ控えめ。りんごの甘酸っぱさを存分に味わうタイプでした。アップルパイは「おいしい」だけでなく、昔を思い起こさせる「懐かしさ」があります。今回は、そんな「懐かしさ」も楽しめるアップルパイを見つけたのご紹介します。
世田谷のアップルパイ専門店。おばあちゃんの懐かしくて温かい味

2012年に東京 世田谷区にオープンしたアップルパイ専門店「グラニースミス」。アップルパイは北米では「おばあちゃんの味」の代名詞なんだそう。世界中で愛されているアップルパイの、懐かしさや温かさを感じるアップルパイをたくさんの人に食べてもらいたい、そんな思いから始まったお店です。
現在では、青山店、銀座店、横浜店と、全部で4店舗あります。各店舗では定番の味はもちろん、アップルパイと一緒にいただきたい、コーヒーや紅茶も注文することができます。今回は、グラニースミスのアップルパイの中でも、アメリカの家庭で親しまれているサクサクのクラングルをのせた「ダッチクランブル」をお取り寄せしました。
大きなりんごがぎっしり!ジューシーなのにりんごのシャキっと食感も楽しめる

まず驚いたのが、その大きさと重量感。7号サイズ(約21cm)のたっぷりサイズなのですが、中にはりんごがぎっちりと詰まっているので、手に持つとずっしり。小さ目にカットされたりんごを使うところもありますが、グラニースミスのアップルパイはゴロっとしたりんごが印象的。カットした断面を見てもわかるように、大きなりんごがぎっしり。不思議なことに、アップルパイ特有のとろんとしたりんごと、シャキシャキっとした食感を両方楽しめるんです。これはとっても贅沢!
ホームメイドスタイルのクランブルのせがまた絶妙!

日本ではあまり見かけない、クランブルがたっぷりのったアップルパイ。アメリカの家庭ではよくつくられるのが、このダッチクランブル。クランブルにシナモンが入っており、黒糖のような深みのある甘さがする「モラセス」という糖蜜を使っているので、やさしい甘さがたまりません。さらに、隠し味にバーボンを使っているので、更に深みが出ているんですよね。
とろ~りシャキっとしたりんごに、シナモンが香るザクザクのクランブル。食感の違いも楽しめながら、ジューシーなりんごの美味しさについつい手が伸びてしまいます。気が付くと1カットをぺろりと食べてしまいました。ずっしりと重量感がありながら、さっぱりとした甘さなので、たっぷり食べられてしまいます。
ダンボールもかわいい!細部までこだわっているパッケージにも注目
届くダンボールはグラニースミス専用のもの。アップルパイがきちんと固定されています。また、今回は手提げとラッピングが無料でセレクトできるとのことで、そちらも依頼をしていました。すると、大きな紙袋もきれいにダンボールに収まって届けてくれました。これは手土産などに持っていくときも便利ですね。
もちろん、ラッピングをとってアップルパイが入っている箱も、グラニースミスの絵が入った専用のもの。全てのパッケージにグラニースミスらしさがあふれており、こういった心遣いがアップルパイの優しくて温かい美味しさにも出ているんですね。
おいしいままを食べてほしい、という願いから、冷凍ではなく冷蔵で届きます。注文は到着日ではなく、発送日を選ぶので、予定に合わせて注文してみてください。(ちなみに、今回は届け先が東京だったので、発送日翌日に届きました。)
一つ一つ手作りのアップルパイ。華やかさことないけれども、気兼ねなくみんなで楽しめる手土産として大活躍しそうです。4種類のアップルパイが楽しめる「お試しアソートBOX」は、お取り寄せの達人 園山真希絵さんもおすすめしていますよ。こちらもご参考に。