カフェで楽しめるようなおいしいカフェオレをもっと気軽にたのしみたい――。そんな方々にぜひおすすめしたいのが「カフェオレベース」です。牛乳と混ぜるだけで、本格的なカフェオレが家で気軽に楽しめるところや、かわいいボトルデザインのものが多かったり、自分用としてはもちろんギフトにもぴったりなんです。
たくさんのカフェオレベースが販売されていますが、今回は、鹿児島県にあるコーヒーショップ「nest coffee(ネストコーヒー)」の「無添加オリジナルカフェオレベース」をご紹介します。
「カフェオレベース」とカフェオレ、そしてカフェラテの違い
カフェオレベースとは、濃い目に抽出したドリップコーヒーのこと。基本的には少し多めの牛乳で割り、カフェオレにして飲みます。いそがしい朝やちょっと一息つきたいときに、手軽においしいカフェオレが楽しめます。

ちなみにカフェオレ(café au lait:フランス語)は、ドリップしたコーヒーにあたためた牛乳を同量ほど加えたもの。そしてカフェオレと言えば、混乱しやすいのがカフェラテ(caffè latte:イタリア語の造語)。こちらはエスプレッソに蒸気で温めた牛乳を加えたもので、コーヒー上部の泡立ちが特徴と言えばイメージしやすいでしょうか。ラテ・アートも有名ですね。どちらも牛乳入りのコーヒーですが、コーヒーの抽出方法の違いからカフェラテの方が、よりコーヒーの風味を楽しむことができます。
本格的なカフェオレが手軽に作れる「カフェオレベース」
ネストコーヒーで使われているコーヒー豆は、世界的にその品質が認められている「スペシャルティコーヒー」。その中でもこのカフェオレベースで使われているコーヒー豆は、希少なブラジル産イエローブルボン種の豆で、他の豆にくらべ、フルーティーな風味と甘みが特徴です。その豆をしっかりと深煎りで焙煎して作られています。
蓋を開けるだけで少し甘みを含んだ焙煎の匂いが漂い、それをカップに注ぐと一気に香りが広がります。そこに牛乳を注ぐと、コーヒーの香りと牛乳のふんわりした香りが混じり合い、鼻腔をくすぐります。牛乳の量はコーヒーベースの4~6倍ぐらいが基本ですが、注ぐ量を変えて、自分の好みを見つけていくのも楽しいです。
今回ご紹介しているカフェオレベースは加糖タイプなので、牛乳を注いだら、まずはそのまま飲んでみてください。まろやかでやさしいコーヒーの味わいと甘みが口の中に広がります。後味も強くなくほっとする味わいで、落ち着いた気分になります。豆と砂糖だけを使い、保存料や着色料は一切使っていないので、子どもやご年配の方でも安心して飲むことができますよ。

氷を入れてアイスカフェオレにしてもよし、温かい牛乳とあわせればホットカフェオレにもなります(牛乳と合わせた後に電子レンジで1分半程度あたためてもOK)。牛乳も注ぐ量を変えたりして、自分だけのカフェオレをたのしんでみてください。
アイスクリームにかければ、手軽にアフォガード風もたのしめる
バニラのアイスやジェラートに飲み物をかけて食べる、イタリア発祥のデザート「アフォガート」。ぜひこのカフェオレベースを使って試してみてください。かなりおすすめです。

焙煎されたコーヒーの香りとその甘みが、バニラアイスの甘みと組み合わされ、リッチ感があってとても上品なデザートに早変わり。バニラアイスでもよいですが、クリームチーズを使ったアイスクリームも、また独特の味わいになっておすすめです。
かわいい“雑貨感”のあるラベルと佇まい
ネストコーヒーは、鹿児島市中山町にあるスペシャルティコーヒーのお店です。もともと雑貨店を営んでいることもあって、ワインボトルのような瓶の形状とラベルに描かれたかわいらしい小鳥が、なんとも言えない愛らしい雑貨感を生み出しています。

ネストコーヒーの「ネスト(nest)」とは鳥の巣のこと。「巣の中で小鳥たちが寄りそって暮らすように、家族みんなが楽しめるコーヒーで毎日の暮らしをより心地よく、少しだけ豊かにしたい」という想いから、その名を付けたそうです。
家族みんなでたのしめるまろやかな味わいと香り、そしていそがしいときでも気軽にくつろぎの時間を過ごす――。このカフェオレベースがあれば、きっとそんな暮らしもできるのではと思います。今回ご紹介したカフェオレベースは加糖タイプですが、無糖タイプやデカフェもありますので、お好みに合わせて選んでみてくださいね。
