最も手軽でシンプルな「ごはんのお供」、それは塩でした
ごはんのお供や調味料には、さまざまなものがあります。その中でも一番身近でシンプルなもの、それが「塩」です。最古の調味料とも言われ、また「塩梅」という言葉があるように味付けの基本となるのが「塩」であり、ごはんを一番シンプルに食べる「おにぎり」を作るときにも欠かせないものです。
その塩を国内外650種類以上も取り扱っている、国内最大級の塩専門店があります。それが「塩屋」こと「まーすやー」。沖縄の方言で「塩」のことを「まーす」、「屋」のことを「やー」と呼ぶから「まーすやー」なのだそうです。
そんな塩専門店の塩屋が、ご飯に一番よく合う“ごはんのお供”として作り上げたのが「ごはんの塩」です。

ぱっと目を惹いて印象的な赤い色は、「ローゼル」こと食用ハイビスカス。これに黒ごま、パセリ、そして「雪塩」と呼ばれる宮古島の海から生まれた特別な塩を使った“合わせ塩”です。
ハイビスカスの赤紫蘇に似た酸味、黒ごまの香ばしさ、パセリの軽い苦味、そしてミネラルをたっぷり含んだ雪塩のまろやかなしょっぱさ。これらがバランスよく混じっていて、あたたかいごはんにかけると、ごはんの甘味が引き立つのです。特に雪塩はパウダー状なので舌に残らず、口に含んだときの味のバランスも、ちょうどよい加減になっています。
ごはん“以外”にもよく合う「ごはんの塩」
「ごはんの塩」は、もちろんごはん以外にもよく合います。天ぷらや揚げ物にふりかけると、さっぱりとした味わいになって食が進みます(もちろんごはんも!)。
個人的におすすめなのが、バターたっぷりのトーストにほんの軽くふりかけること。塩屋のホームページでもレシピが公開されていて、こちらはバターとオリーブオイルを使っていますが、バターだけでも、その意外性とおいしさにびっくり。ひとくち噛ると、口の中にじゅわっと広がるバターの甘みと「ごはんの塩」の複雑なしょっぱさが混じり合い、これが妙にクセになる味になります。