
スイーツジャーナリスト
長年愛される「定番」スイーツ紹介の連載、第36回は、北海道生まれのチーズタルトとして東京をはじめ各地に出店してきたブランドの品をご紹介!フレーバーのバリエーションも増え、2020年よりオンラインショップでも購入できるようになっています。
ブームを呼んだ北海道生まれのチーズタルトも「定番」スイーツの域に
「BAKE CHEESE TART(ベイクチーズタルト)」は、北海道・札幌生まれの「焼きたてチーズタルト」を看板商品に持つ、2014年2月に東京・新宿にオープンした専門店。同年11月には自由が丘に路面店がオープンし、その後も日本各地に店舗を開業。
実は、2020年6月より、公式オンラインショップから冷凍でのお取り寄せが可能となり、より手軽に楽しめるようになりました。
店頭にずらりと並ぶ焼き立てタルトは、香ばしさや温かな焼き色も食欲をそそります。サクッとした生地とシュワッとしたふんわりやわらかなチーズムースの、異なる食感を一度に味わえるのが人気です。

サクサク食感の理由は「2度焼き」。オリジナルブレンドの小麦粉でつくるタルト生地を、土台のみで1度焼き、フワフワのチーズムースを入れてから、もう1度焼き上げています。

オンラインショップでは、ベーシックなプレーンの「チーズタルト」だけでなく、「抹茶チーズタルト」や「チョコレートチーズタルト」とのアソートボックスも購入可能。

「抹茶チーズタルト」は、石臼で挽いた香り高い一番茶摘みの宇治抹茶をチーズムースに贅沢に練りこんだ、爽やかな味わい。「チョコレートチーズタルト」は、チョコレート本来の香りやコクが一層際立つ、濃厚な味わい。秋冬に向けてぴったりの味です。
さらに、イチゴピューレをチーズムースに練り込み、芳醇な苺の香りと甘酸っぱい味わいが楽しめる「ストロベリーチーズタルト」と、プレーンの「チーズタルト」のアソートボックスもあります。

家で上手にリベイクする方法は?
冷凍配送で届くので、一度に食べなくても、食べたい種類を選んで、1つずつ解凍して味わうことが出来るのも重宝しますね。
解凍方法は冷蔵庫で5時間以上かけてゆっくりと。電子レンジだと、タルト生地のサクッとした食感がよみがえりにくいので、オーブントースターでリベイクして召し上がれ。

「BAKE CHEESE TART」ホームページの説明では、「チーズタルト3個を温める場合、1000Wで約3分加熱して、余熱で約7分おく」とありますが、使用する機種によって違いもあるので、何度か試してみてください。オーブンをあらかじめ予熱しておくといいと思います。
ただ、「チョコレートチーズタルト」は、加熱するとムース部分がトロトロになりすぎてしまうので、半解凍のアイスタルト感覚で、あるいは常温で味わうのがお勧めだそうです。
フルーツやソースをデコレーションしても楽しいので、おうちカフェ気分で、自分のお気に入りの食べ方を楽しんでくださいね。