見ているだけでうっとりする、バイオレットの文字に羽毛が舞う、なんとも優雅でグラマラスでゴージャスなエチケット。そんな素敵な日本酒を醸すのは、この「羽根屋」ブランドで大人気の話題の酒蔵、富山県の富美菊酒造。
実は、富美菊酒造、かつてはパック酒をはじめとした普通酒も造っていたとのことですが、現蔵元杜氏である羽根敬喜氏の代になってから、「すべてのお酒を手間暇かけた大吟醸と同じ手造りで」と、「富美菊」は大きく方向転換!
さらに、酒造りの絞る行程で、タンクから出てくる最初のお酒を「荒走り」、中間を「中汲み」、後半を「責め」と言うのですが。2004年には、大吟醸の造りだけでなく、酒質がもっともよいとされる「中汲み」だけを使用した全国向けブランド「羽根屋」を誕生させ、その素晴らしい酒質で一気に大ブレイク!
そして2015年には、富山県産も酒米五百万石を50パーセントまで磨き上げ、火入れをしない生酒タイプの「羽根屋 純米大吟醸 翼」を誕生させ、これが日本酒の賞を多数受賞し、大きな話題に。(2014年、試験醸造)
その中でも特筆すべきは、世界的なワインコンテスト、インターナショナル・ワイン・チャレンジ2016で、日本酒部門の最高位の金賞を受賞という快挙を成し遂げた、一品なのです。
世界が認めた、そのお味とは・・・?
裏ラベルを見ると。
「大空に羽ばたく翼の羽音の如く優しく軽やかに凜として広がる瑞々しい味わい。そこはかとなく香る甘い香りは虜になる罠」
との甘い誘惑のメッセージの通り、羽根のように繊細な甘い柑橘系の香りと、瑞々しい華やかなフルーティーな味わい、そして飲み干すと、瑞々しい余韻の後、きれいにすーっと切れていく・・・なんともうっとりなお味。これぞ、金賞にふさわしい、まさに虜になる美味しさ!!! このお酒は、是非ともワイングラスで、その魅力を存分に開かせ味わっていただきたいもの。あなたのテーブルを、この「羽根屋 純米大吟醸 翼」でおしゃれに彩ってくださいね。






















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