
(スイーツ芸人)
よろスィーツ! スイーツ芸人のスイーツなかのです。
手土産やプレゼントでスイーツを贈るとき、「なにこれ!」とか「こんなのあったの!?」と驚きとともに喜ばれると、ちょっと嬉しかったりしますよね。そんな「サプライズスイーツ」をご紹介するこの連載。最終回は、新感覚お芋スイーツをご紹介します。
“芋スイーツ”に注目!
今年は「マリトッツォ」や「ピスタチオスイーツ」が流行りましたが、年末に近づくと、次のトレンドは何が来るのかと聞かれることも増えてきます。
いろいろ浮かびますが、その中で、ぼくが注目しているのは「芋スイーツ」。
昔からみんな大好きなお芋ですが、ここ数年、芋スイーツの専門店が増えてきたりと、色んなバリエーションの芋菓子を食べる機会が多くなっています。
そこで、今回は、お芋を使った新感覚スイーツをご紹介!
そのお菓子を手がけるのは「大三萬年堂HANARE」。兵庫県・たつの市に本店がある、老舗和菓子屋「大三萬年堂」が展開するブランドで、和素材を使ったパフェやマカロンなどの和スイーツがたくさんあり、若い世代に人気のお店です。
この秋、新たに登場したのは、芋ようかんとレアチーズケーキを掛け合わせた、「芋ようかんブリュレ~チーズケーキ仕⽴て~」です。

芋ようかん×レアチーズケーキの見事なマリアージュ
名前にブリュレとついてることからも分かる通り、表面はこんがりと焼き上げています。箱から取り出した瞬間に、食欲をそそられる見た目。

冷凍された状態で届きますが、ブリュレのパリパリっとした食感がちゃんとあって、まるで焼き立てのよう!

上から、レアチーズケーキ、芋ようかん、タルト生地と三層の構成。あんこを使ったチーズケーキを食べたことはありましたが、芋羊羹とチーズケーキの組み合わせは初めて!

宮崎県産のさつまいもを使った芋羊羹は、お芋の甘さをしっかりと活かした本格的な味で、これだけでもとっても美味しい!
レアチーズケーキを合わせた和洋折衷のつくりで、お互いの美味しさが引き立つように試行錯誤して作られたのだそう。白と黄色が重なり、層の美しさにもうっとりします。

冷凍と解凍、2つの楽しみ方ができる
「芋ようかんブリュレ 」を、冷凍と解凍の二種類の状態で食べ比べしてみました。
まずは、冷凍バージョン!レアチーズケーキは爽やかな甘さで、まるでアイスケーキのような美味しさ!芋ようかんは口の中で溶けながら、ほっくりとした甘みがひろがっていきます。

ひんやりとしたくちあたりの中で、レアチーズケーキと芋ようかんが、ゆっくりと絡み合っていくのがとっても心地良い。タルトのサクサク感もあるので、ブリュレと合わせて食感も楽しめます。甘いものがそこまで得意じゃないという方には、この食べ方がおすすめ!

次は、解凍バージョン! レアチーズケーキの舌触りがとってもなめらかで、甘すぎないさっぱりとした味。芋ようかんはねっとりとして、力強く濃厚な味わいが楽しめます。

芋ようかんが濃密なので、ふわっと軽やかなレアチーズケーキのコントラストがとってもよく、口の中で合わさった時の一体感が素晴らしいです。お互いの旨味が相乗効果のようにひろがっていくようで、一度食べたら必ずリピートしたくなる美味しさ!

どちらの食べ方もおすすめなので、お好みの食べごろを見つけてみてくださいね。
羊羹が苦手なお子さまも、きっと好きな味だと思うので、ぜひみんなでシェアして食べてもらいたいお菓子です。

ナイスィーツ!