
(ショコラコーディネーター・チョコレートジャーナリスト)
チョコレートの原材料はカカオ。熱帯の国で栽培される植物です。南北緯ともに約20度以内にある国で収穫されるカカオ豆の、産地ごとの個性をいかして作られるのが「ビーントゥバーチョコレート」。
カカオ豆がチョコレートになるまでの全工程で、カカオの個性を引き出すための細やかな作業を重ねます。
そんなビーントゥバーチョコレートの魅力に出会えるのが「グリーンビーントゥバーチョコレート(green bean to bear CHOCOLATE)」。中目黒に2015年11月にオープンした素敵なお店です。
ビーントゥバーのチョコレートパフェがおすすめ
チョコレートバー(板チョコレート)が主役ではあるビーントゥバーですが、今、私がおすすめしたいのはチョコレートパフェです。
夏の限定メニューとして登場する、カカオが主役のチョコレートパフェ。一般のデザート的なパフェとは異なり、チョコやカカオが主役。フルーツやナッツなどは入っていません。
トップには、フルーティなマダガスカル産チョコレートのアイス、タンザニア産チョコレートのソルベ。金箔を添えた綿あめは、しばらくすると溶け出してシロップとなり、消え去るのがユニーク。
中心は、マダガスカル産オーガニックカカオを使ったカカオティーのグラニテ、チュアオ産カカオのチョコレートクリーム。
冷たさをやわらげるスポンジと、バターがほのかに香るシュトロイゼルの層を経て、底はカカオティゼリーでみずみずしく。
別添えのマダガスカル産チョコレートのソースは、どの段階で加えても美味しいです(私はこのソースだけスプーンで食べちゃうくらいこれが好き)。パフェの味の「濃淡」を自分で調整できます。
ヴェネズエラ産カカオが香る濃厚ケーキもおすすめ!
ヴェネズエラの有名なカカオ産地「チュアオ」のチョコレートバーが人気を集めていますが、そのチョコレートを使った新作ケーキもとてもおすすめ。
チュアオ産カカオのガナッシュとムースが2層になり、グラサージュ(上掛け)もカカオニブ(ローストしたカカオの粒)もチュアオ産。こんなに「チュアオづくし」の濃厚ケーキ、私は初めて味わいました!
力強いカカオの風味を、チョコレートケーキで体験してください。
遠方の方は、オンラインショップで販売されている「チュアオ」のチョコレートバーをどうぞ(店頭販売は9月20日頃からの予定です)。
チョコレートパフェ、ケーキなど、様々なスタイルで、ビーントゥバーを楽しめます。インテリアもパッケージもお洒落なので、休日のカフェタイムに。そして素敵なギフト選びにもどうぞ。

(お取り寄せの達人)









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